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先生

2012.02.24|つぶやき

先日の出来事。

混雑した店内。

接客の最中、ふと視線を感じ、下の階段を見る。

笑みを浮かべた1人の女性(50歳〜60歳くらいの)が手を振りながらこっちに合図をおくる。

「???」

「(・・・えっ誰?)」

店に入ってくると、僕に差し入れを渡してくれ、

「新聞見たわよ〜!」「頑張っているじゃなーい!!」とテンション高めに話してくる。

「(・・・・いや絶対勘違いしてる)」

「(誰なんだろ???)」

それから、たくさんのことを話してくるが一切わからない。

話は僕の右耳から左耳へ素早く流れ、僕はこの方が誰なのかを必死に頭を回転させる。

困りきった僕はとりあえず名刺を渡してみる。

その女性もウキウキしながら僕に名刺を渡して、電話番号を書いている・・・・・・

そのとき!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

「(うぁ”ー先生!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)」

その方は僕の高校時代の英語の先生。ティーチャーでした。

18歳で卒業だから、8年ぶりの再会。

全然わからなかった。。。

というのも、
僕は英語が嫌いだったので(だから今こうして困っている(笑))、授業中は後ろの席で教科書の中に漫画を忍ばせて読んだり、携帯でゲームしたりしていました。

単位ギリギリまでサボって大貧民、麻雀なんて事もしばしば・・・。(もう時効)

先生のことは好きだったけど、英語は嫌で成績は悪かった。

そんな英語の先生がわざわざ会いにきてくれるなんてことは一切想像していませんでした。

僕は商工会の支援を受けているのでそれで新聞に載せて頂く事もあり、それを見てくれたらしく、会いにくる前日に僕が1年の時の担任とその話題になったよう。
(1年の時の担任の先生も僕たちのクラスのせいで辞めて行かれました。。。
みんなヤンチャだった・・。)

先生は僕がいくつになっても「先生」でいて、優しい。

あんなに授業サボっていたのに今もこうして少なからず覚えていてくれる。

先生が帰り際にそっと僕に手渡してくれた、小さな紙の中を後でそっと開けたとき、
「先生・・・」と泣きそうになりました。

「みんな見ているから絶対頑張るんだよ」

何気におっしゃっていたその言葉で、僕が頑張る理由がまた1つ増えました。

なんだか運命的なものを感じます。
英語が困っているなんてBLOGを書いたら、うちの親が全然使っていないテキスト(CD35枚入り)が家にあるから使ってよと。(そんなこと聞いた事無かった)

そしたら英語の先生が店に来てくれて、
先日の展示会では海外のメーカーさんと英語のみでお話する機会があり・・・・
別の会場では英語同士で楽しくお話しているところ見て悔しくなって・・・
(どうやったら英語が話せるようになるかアドバイスをいただきました)

準備は整いました。

さー勉強勉強!!

人生は日々勉強。

英語のある暮らしを目指します。

Yes、We can。

Seltie Miyashita